文書番号:17005 最終更新日:2022/10/27 |
使用中に突然、操作不能に陥りました。「接続できません。」 |
使用中に次のエラーメッセージが表示され、操作不能化しました。 ・「接続できません。」 ・「NULLの使い方が不正です。」 ・「[DBNETLIB][ConnectionWrite(Send()).]一般的なネットワークエラーです。 ネットワークマニュアルを調べてください。」 ・「イベントプロパティに指定した式クリック時でエラーが発生しました:❘ オブジェクトを操作できません。」 |
回答・対処方法 |
データベースソフト(SQL Server)と、名人シリーズのサーバ機(親機)やクライアント機(子機)との通信が切断された場合、この現象が発生します。 なお、名人シリーズは無線LANに非対応です。詳しくは、「FAQ11019」をご参考ください。 ■ 応急対処(操作不能状態からの復帰) 名人シリーズを強制終了し、あらためてソフトを起動してください。 強制終了の方法はいくつかありますが、次の手順で操作をお試しください。 <操作方法> @「タスクマネージャ」を、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーの同時押しで呼び出します。 A[プロセス]タブの一覧から、「Microsoft Access(32ビット)」を選択します。 B[タスクの終了(E)]ボタンをクリックします。 ■ 再発予防策1(電源設定の見直し) パソコンのハードディスクやシステムが省電力モードに入ると、上記エラーが発生します。 電源管理の設定で、「ハードディスク」「スリープ」の設定時間を見直しします。 例:15分 → 60分、120分…、または0分(なし) 等 <操作方法> @「コントロールパネル」を開きます。 開き方は、弊社ブログ「コントロールパネルの展開方法」に記載があります。 A「システムとセキュリティ」を選択します。 B「電源オプション」を選択します。 C「お気に入りのプラン」で選択されている「プラン設定の変更」をクリックします。 D「詳細な電源設定の変更(c)」をクリックすると、「電源オプション」の設定画面が開きます。 E「ハードディスク」「スリープ」欄の[-]をクリックすると[+]になり、画面展開します。 「次の時間が経過後○○」欄で、設定を変更します。 ■ 再発予防策2(ソフトの強制終了) 長時間の離席時には、名人シリーズを終了するようにしてください。 (2013/05/27追記) バージョン4.2.0で、サーバ機の電源管理を自動設定するよう名人シリーズのインストーラーを改修しました。 ただし、クライアント側の電源管理は設定されません。 これは意図的な仕様です。クライアント側が原因で切断される場合は、再発予防策2を徹底してください。 ■ 再発予防策3(ネットワーク経由のユーザのアイドル時間) サーバ機のOSがアイドル時間を管理し、ネットワークのセッションを切断すると、データベースソフト(SQL Server)の通信も遮断されます。アイドル時間には、クライアント機からの賃貸名人の接続も当てはまりますが、ネットワーク上に存在する共有フォルダへのアクセス等も含まれます。 標準設定「15分」の場合は、時間を延長した設定をお試しください。 <操作方法> Windows10の場合 1.コマンドプロンプトを管理者で起動する Windowsのスタート>Windowsシステムツール>「コマンドプロンプト」の上で右クリックします。 その他>「管理者として実行」を選択します。 2.コマンドを入力して時間を確認する カーソルの点滅部分に、下記のコマンドを入力し、[Enter]キーを押します。 コマンド『net config server』 「アイドルセッション時間(分)」欄に、設定時間が表示されます。 3.コマンドを入力して時間を延長する コマンドプロンプトで、下記コマンドで設定時間を変更(例:120分)できます。 コマンド『net config server /autodisconnect:120』 コマンドが実行されると、「コマンドは正常に終了しました。」とメッセージが表示されます。 |
関連URL 弊社ブログ「ノートPCでカバーを閉じるとエラーが発生する場合の予防策」 https://www.dangonet.co.jp/blog/tips/20200528-382/ 弊社ブログ「ソフトを強制終了する方法」 https://www.dangonet.co.jp/blog/tips/20181010-189/ |