文書番号:14153  最終更新日:2025/03/14
  [月次報告書]月次収支報告書にインボイス番号を載せたい

法人の家主に対するインボイスとして賃貸名人の月次収支報告書を使用したい。
自社情報欄にインボイス番号を表示することはできますか。

  回答・対処方法

月次収支報告書の自社情報にインボイス番号が表示されないのは意図的な仕様です。

月次収支報告書は送金明細(レポート)であり、請求書(インボイス)を代替することはできません。

仮に月次収支報告書に自社のインボイス番号を表示したとしてもインボイス(適格請求書)の6要件は満たしません。また、月次収支報告書の支出金額には立替属性の項目も含まれることがあり、様式面だけでなく請求額においてもインボイスとしては適切ではありません。

そのため、これを受け取った家主がインボイスと誤解して仕入控除に利用することがないよう意図的にインボイス番号を表示しておりません。

賃貸名人では、月次収支報告書ではなく、家主向けのインボイス(適格請求書)として6要件を満たした「請求書」または「領収証」、そして「立替清算書」を出力することができます。これらをご利用ください。




しかしながら月次収支報告書にインボイス番号を印字したいというお声があります。
もちろん目的は「業務負荷が増すので毎月発行する帳票の印刷枚数を増やしたくない。」ということだと思います。

このようなお問い合わせに対して、月次収支報告書の右下に配置された「以上ご報告申し上げます。」という雛形欄に自社のインボイス番号を加筆する方法を案内することがあります。重ねてこれは弊社月次収支報告書の設計思想に全くそぐわない工夫であり、弊社としてこの方法を推奨するものではありません。
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